□Intercultural Community Garden Project(Tsukuba, Ibaraki 2016.05〜) *MAP is here!*

筑波大学構内「ミューズガーデン」にて、多文化共生型コミュニティガーデンプロジェクトを展開しています。

昨今、移民や難民と既存住民との共生が課題となっています。日本もこれからますます多文化共生が課題となってくると予想します。

ここではドイツを中心とした先進事例調査の知見をもとに、いろんな文化的背景を持った人が、「農」と「食」を通じて、日常的に時間を過ごし、相互理解を深め、「日本人-外国人」間のバリアを取り除けるのか検証します!

新型コロナウィルスの影響で2020年度は大学院向け授業としては開講しませんでしたが、都市環境行動学研究室(雨宮研)の皆さんを中心に活動は続いていました。新保は退職しましたが、ガーデン活動は継続しています。
国籍だけでなく、世代や立場のいろいろを含めて「多文化」になっていっています。

     





□Choi-nou (casual agro-activities) ちょい農 実験(Kashiwa, Chiba)(2012〜)

ちょい農は「明るい低炭素社会の実現に向けた都市変革プログラム」の一環で東京大学によって行われている取り組みです。具体には、千葉県柏市のカシニワ制度で地元町会により管理されている市有地(空き地)の一角に、コミュニティガーデンが設置されています。

カシニワ制度のマスコットをモチーフとしたコンテナで移動が可能なガーデンで、暫定的な空き地の利用として有効な一形態となると期待されます。また、主体的にガーデンの世話を行う「管理人」と、いつでも好きなときに来てもらえる「ちょっと関わる人」の二層構造で、これまで農園、農作業など興味があっても手を出しづらかった人も巻き込むことを意図しています。

私は管理人の一人として関わっておりましたが、役割は地域の方々に移行されました。